至誠

私たちは何を一番大切に生きるべきか

標準世帯

標準世帯というのは政策を検討したり、企業でもマーケティングに使用したりする一般的な世帯のことです。
具体的には、会社員のお父さんと専業主婦のお母さんと子供が二人の4人家族を言います。
え~と思うのも仕方ありません。
いまこのような構成による世帯はほんの数%で、一番多いのは一人世帯です。
お母さんは働かなくてもいいの?、子供は2人って普通?のような疑問も湧くことでしょう。
じゃあうちは標準じゃない異常世帯かなんて言う人もいるかもしれません。
健全な競争や発展を目的にした国際標準の設定や標準化の標準はそれで正しいと思いますが、家族構成を標準化されるのは今まで気にしませんでしたが、よく考えると違和感があります。
会社でも規律を守るルール化とは別に、効率化のための標準化がありますが、文字通り本当に標準と言って良いのかはよく吟味すべきかもしれません。
企業は一定の目的をともにする集団組織であって烏合の衆ではないのでルールや標準を決めすぎるのもいかがなものかとも思います。
何やら性格が変わって少し甘いことを言うようになりました。
至誠