至誠

私たちは何を一番大切に生きるべきか

土産物

昨日の答えは、太郎君は10円玉を10個持って駄菓子屋に行ったからです。
さて、皆さんはどんな時に土産物を買いますか。
出張した帰りに家族に、あるいは同僚に、または納期対応で特急での製造をお願いに行く工場の担当者に。
はたまた、いつもお世話になっているお得意様に、あるいはこれからクレーム対応で謝りに行くお客様用に。
ではどうして買うんでしょうか。
相手に喜んでもらうためか、許してもらうためです。
恩を売る行動です。
もちろんそう思われないようにさり気なく上手に渡さねばなりません
ということは土産物自体の価値はどこにあるんでしょうか。
安いのは良くないし、できればめちゃくちゃに美味いかめちゃくちゃに有名かということになりますでしょうか。
最近マーケティングの本を読んでいるんですが、例えばアンゾフのマトリックスはとても実用的だと思いますが、有名でもちょっとわからない他の論文もあります。
言ってしまえば、為になるマーケティング手法ならありがたいのですが、現象を理論づけるためのただの分析だろ、というのがあります。
経済学は理路整然としてるし、当然のように内容を信じることから入りますが、経営学って「本当かなあ」なんて疑問形で受け入れてもいいところが面白いです。
と言うことはつまり、従業員は基本的には価値観を共有している組織である企業でお互いを信頼しあうものの、うちのマネジメントはちょっと違うんじゃないかなと普通に言えるのが経営という領域なんでしょう。
お土産物から経営の話まで飛んでしまいましたが、まとまりのない文章も経営は一筋縄ではないと言うのを暗に意味していると言うことでご容赦ください。
至誠